2010年3月4日
ホップ畑と比内地鶏渡辺ファーム
カテゴリー:比内地鶏農場
店長工藤です
先週、当店の比内地鶏契約農場、渡辺ファームさんへ行きました
秋田市は雪もほとんど溶けましたが、
渡辺ファームさんは、秋田県での北部に位置する大館市にあり、
秋田市よりは積雪量も多い地域
ちなみに大館市は、比内地鶏の本場と言われており、
その他にも昨年、ハチ公物語のアメリカ版にリメイクされた映画
HACHI 約束の犬の物語
に出てくる秋田犬の故郷でもあります。
食べ物で言えば、きりたんぽ鍋も有名です。
そしてもう1つ、意外に知られていませんがビールに使われるホップの
生産地なんです。
それこそ、渡辺ファームさんに向かう辺りには、あちこちにホップ栽培の畑が見られます。
ちなみに大館市のホップは、大体がキリンビールさんのビールに使われるみたいですね~
よし!今宵はキリンビールを飲もう!笑
入り口の向側にホップ畑のある渡辺ファームさんの入り口に着きました!
やっぱりまだ雪が結構積もってますね。
鶏舎の周りは、まだまだ雪山状態です
ちなみに3月と8月の状態を見比べると。。。。。
コチラが3月(2月の終わり)
雪解けが始まってますが、まだまだ寒いです
そしてこちらが8月頃
この景色の差すごくないですか!?
それこそ1月頃だったら雪で全部真っ白になってます
さて、そんな雪のある季節、比内地鶏達は?
鶏舎の中をそっと覗いて見ると・・・・・・
もちろん、元気です!
冬は、雪積があるのと渡り鳥の季節であることから
外へは出しておりませんが、広々とした鶏舎(大型ビニールハウス)の中で
元気に動きまわってます。
やはりこうして地面の上を走ったり、動き回ったりして運動するからこそ
身が引き締まり、適度な脂身がついた良質な比内地鶏となるのです。
薄暗い鶏舎で身動き取れないカゴに入れられ、
エサを大量に与え2ヶ月程度で大きくして太らせて出荷される
ブロイラーとは全く違うわけです。
普段食べているブロイラーの飼育状況を見たら愕然とすると思います。
こんな広々とした鶏舎の中、雪が溶けると屋外にも出て遊んだり。
そして170日前後の長い日数をかけ、健康的に育てられるのが比内地鶏です。
「比内地鶏高すぎる!」と言う方もいらっしゃいますが、
ブロイラーと価格だけで比較されるとそうかもしれません。
しかし、飼育方法から何から鶏は鶏でも全くの別物なんですよ。
もし、世の中が値段ばかり優先されて比内地鶏のような本当の鶏がいなくなり、
運動もさせず人工的に太らせた鶏だけになったら、悲しすぎます。
もちろん鶏に限らず、値段が安いからといって生き物全てが人口的な飼育された
ものだけになるのは、嫌ですよね?
価格だけ訴求する現在の世の中の状況に
私は多少ウンザリしている一人です。
皆さんはいかがですか?
さて、ちょっと話が脱線しました。
比内地鶏の味はよく「キジや山鳥に似た味わい」と称されます。
日本古来の血が50%入り、地面に放して育てる。
軒先や家の周りに放して買っていた何十年も前の鶏の味に
比内地鶏は似ているのかな?とも思ったりします。
渡辺ファームの渡辺さんは言います。
「放し飼いは大変だし、手間がかかる。」
「でもそうやって手間隙かけて育てるから美味しいんだよ。
それが比内地鶏なんだよ。」と。
「もともと野生だった鶏だから、
放し飼いにしないと本来の味が出せない。」
いつも思いますが、そんな話をしてる時の渡辺さんは生き生きしています
そして聞く度に私も、渡辺ファームさんのファンになっていっています
屋外への放し飼いが始まる頃、農場は春の繁忙期となります。
屋外のネット貼りや鶏舎の補修など。
今年は、私もぜひ手伝いに行きたいと思っています
比内地鶏ときりたんぽ鍋の店 秋田味商
先週、当店の比内地鶏契約農場、渡辺ファームさんへ行きました
秋田市は雪もほとんど溶けましたが、
渡辺ファームさんは、秋田県での北部に位置する大館市にあり、
秋田市よりは積雪量も多い地域
ちなみに大館市は、比内地鶏の本場と言われており、
その他にも昨年、ハチ公物語のアメリカ版にリメイクされた映画
HACHI 約束の犬の物語
に出てくる秋田犬の故郷でもあります。
食べ物で言えば、きりたんぽ鍋も有名です。
そしてもう1つ、意外に知られていませんがビールに使われるホップの
生産地なんです。
それこそ、渡辺ファームさんに向かう辺りには、あちこちにホップ栽培の畑が見られます。
ちなみに大館市のホップは、大体がキリンビールさんのビールに使われるみたいですね~
よし!今宵はキリンビールを飲もう!笑
入り口の向側にホップ畑のある渡辺ファームさんの入り口に着きました!
やっぱりまだ雪が結構積もってますね。
鶏舎の周りは、まだまだ雪山状態です
ちなみに3月と8月の状態を見比べると。。。。。
コチラが3月(2月の終わり)
雪解けが始まってますが、まだまだ寒いです
そしてこちらが8月頃
この景色の差すごくないですか!?
それこそ1月頃だったら雪で全部真っ白になってます
さて、そんな雪のある季節、比内地鶏達は?
鶏舎の中をそっと覗いて見ると・・・・・・
もちろん、元気です!
冬は、雪積があるのと渡り鳥の季節であることから
外へは出しておりませんが、広々とした鶏舎(大型ビニールハウス)の中で
元気に動きまわってます。
やはりこうして地面の上を走ったり、動き回ったりして運動するからこそ
身が引き締まり、適度な脂身がついた良質な比内地鶏となるのです。
薄暗い鶏舎で身動き取れないカゴに入れられ、
エサを大量に与え2ヶ月程度で大きくして太らせて出荷される
ブロイラーとは全く違うわけです。
普段食べているブロイラーの飼育状況を見たら愕然とすると思います。
こんな広々とした鶏舎の中、雪が溶けると屋外にも出て遊んだり。
そして170日前後の長い日数をかけ、健康的に育てられるのが比内地鶏です。
「比内地鶏高すぎる!」と言う方もいらっしゃいますが、
ブロイラーと価格だけで比較されるとそうかもしれません。
しかし、飼育方法から何から鶏は鶏でも全くの別物なんですよ。
もし、世の中が値段ばかり優先されて比内地鶏のような本当の鶏がいなくなり、
運動もさせず人工的に太らせた鶏だけになったら、悲しすぎます。
もちろん鶏に限らず、値段が安いからといって生き物全てが人口的な飼育された
ものだけになるのは、嫌ですよね?
価格だけ訴求する現在の世の中の状況に
私は多少ウンザリしている一人です。
皆さんはいかがですか?
さて、ちょっと話が脱線しました。
比内地鶏の味はよく「キジや山鳥に似た味わい」と称されます。
日本古来の血が50%入り、地面に放して育てる。
軒先や家の周りに放して買っていた何十年も前の鶏の味に
比内地鶏は似ているのかな?とも思ったりします。
渡辺ファームの渡辺さんは言います。
「放し飼いは大変だし、手間がかかる。」
「でもそうやって手間隙かけて育てるから美味しいんだよ。
それが比内地鶏なんだよ。」と。
「もともと野生だった鶏だから、
放し飼いにしないと本来の味が出せない。」
いつも思いますが、そんな話をしてる時の渡辺さんは生き生きしています
そして聞く度に私も、渡辺ファームさんのファンになっていっています
屋外への放し飼いが始まる頃、農場は春の繁忙期となります。
屋外のネット貼りや鶏舎の補修など。
今年は、私もぜひ手伝いに行きたいと思っています
比内地鶏ときりたんぽ鍋の店 秋田味商
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