比内地鶏スープの美味しさの訳
当店では毎日、全国各地のお客様からお電話をいただきます。
それを「お客様の声」として1つづつ記録しております。
最近いただいたお電話の一例をご紹介します。
・「秋田駅のトピコで買って帰って食べたら美味しかったので電話しました」/東京都Yさん
・「以前、郵便局で買って食べたら美味しかったので、買える店を教えて欲しい」/宮城県Sさん
・「いただいて食べたら、麺もスープも美味しかった」/埼玉県Iさん
・「お隣さんにいただいて食べたら美味しかった」/宮城県Kさん
こんな嬉しいお言葉をいただいております。
本当に嬉しい限りですね
そんな嬉しいお電話をいただくことが多いのは、
当店のこんな商品です。
「とにかくスープが美味しい」
というお声をいただいているこちらの商品。
比内地鶏への想いが詰まった自慢のスープなのです。
その美味しさの訳をご紹介します。
自社工場にて原料となる比内地鶏のガラ、モミジ(足)、
そして鶏脂などをジックリと寸胴で煮出して鶏ガラスープを作ります。
ズラリと並んだ炊き出し用の寸胴。
多いときは一日に500リットル以上の鶏ガラスープを作ります。
1本1本、火力の調整をし炊き出しの状態を見ながら、
4~5時間かけ、ガラの旨みをじっくり煮出していきます。
比内地鶏のガラとモミジをたっぷりと使います。
鶏ガラからは鶏の旨みが滲み出し、
モミジがスープに更なるコクを与えてくれます。
そして比内地鶏の良質な脂身も加えます。
比内地鶏は肉の美味しさもさることながら、
この脂の美味しさの評価が非常に高いのです。
深い風味と旨みがありながらも、脂っこさというか、しつこさがないのです。
比内地鶏の脂。欲しがる飲食店さん、ラーメン屋さんが、ものすごく多いのですが、
じっくり煮出していくと、表面に黄金色の鶏油が広がっていきます。
比内地鶏ガラ、もみじ、鶏脂。
3重の旨みが重なった鶏ガラスープ。
そして地元秋田でさえ原料を確保するのが難しい流通の少ない原料。
当店はなぜ確保できるのか?
当店はもともと加工や卸売業だったのですが、
比内地鶏へ対する想い、そして美味しいものを提供したい!
ということから、販売、加工以外にも、生産にも目を向けました。
そして比内地鶏の本場、大館市比内で比内地鶏飼育に情熱を燃やす、
渡辺比内地鶏ファームさんと出会い、契約農場として飼育してもらうことになったのです。
「味商さんて加工、販売業なのに農場までやってんの!?すごいな!?」
他の方にはよく笑って、こんな風に言われたりします。笑
確かに原料を肉屋さん等から、もらったりした方が楽かもしれません。
でも、そこまで比内地鶏に対して考えて作っています。
生産段階から関り、比内地鶏に責任を持っています。
そして契約農場で1万羽以上の飼育をしているからこそ、
希少なガラも鶏脂もあるのです。
生産者の渡辺さんの想いや当店の想いが詰まったスープを使って
作っているのが当店自慢のラーメンスープだったり、
稲庭うどんのスープだったりします。
これからも「美味しい!」と言ってもらえる比内地鶏商品を作っていきたいと思っています。
そして、現在、そんな自慢の比内地鶏スープの新しい商品を作っております。
早く皆さんにお届けしたい!そんな気持ちでウズウズしております笑