塩味スープのきりたんぽ鍋!?
先日、友人宅で飲み会をしました。
釣りバカ3人なので、釣りDVDを見て釣りの話ばかりでした。笑
さて、飲む前にお酒や食材を買い込み、
いつもの通り、調理担当のワタクシが
料理開始です!
家飲みということで、
「そうだ!あれを試食してもらって感想を聞いてみよう!」
と思いつき、きりたんぽ鍋を作ることにしました。
そして、「あれ」と呼ぶ物がコレ。
現在、試作中の比内地鶏ガラスープの塩味スープ。
通常きりたんぽ鍋のスープといえば醤油味ベースのスープ。
当店もですが、各メーカーで発売しているのは、醤油味です。
そしてこれは塩味。
でもただの塩味ではありません。
いつものきりたんぽ鍋スープ作りは、比内地鶏ガラを炊き出して作った
鶏ガラスープに醤油などで味付けして作ります。
しかしコチラの塩スープは、比内地鶏ガラだけではありません。
モミジも加え更に深い旨みにしていきます。
これだけでも、鶏の美味しいダシが十分取れるのですが、
この塩スープ、もう1つ加えます。
比内地鶏の脂身です。
これを加熱することで、黄金の鶏油(ちーゆ)が取れます!
今回はとことんこだわって、この脂身の使い方も工夫してみました。
鶏ガラなどと一緒には鶏脂は炊き出しません。
鶏脂の風味を生かすよう、鶏脂だけ別に加熱し、
比内地鶏の黄金の鶏油を抽出しました。
そしてこの鶏油をガラスープ、塩だれ等と一緒に
この小袋に充填していくのです。
見えますか!?このたっぷり使った比内地鶏の鶏油!
こんなのそうそうありませんよ!
契約農場を持っている当店ならではの比内地鶏の贅沢な使い方。
ところで、あなたのイメージする塩スープでどんな味ですか?
おそらく、さっぱり、スッキリではないでしょうか?
もしかすると、ちょっと旨みが物足りないなんて時もありませんか?
そこをいくと、このスープは違います。
濃厚比内地鶏出汁 塩スープです。
かと言って油がしつこい訳ではありません。
旨みが濃厚なのです。
ちょっと説明が長くなりましたが、
そんなこだわり抜いた比内地鶏塩スープを現在製作中なのです。
そして、完成間近です!
さて、そんな塩スープを使って、
きりたんぽ鍋を作ってみました(^^)
携帯で撮ったので色がちょっと鮮明に撮れませんでしたが、
塩スープらしい透明感のあるスープが美味しそう。
ちょっとお味見を・・・・・・・・・・・・・・
おぉ~!しっかりした塩味だ!
濃厚な鶏出汁がドン!と存在感を出しています。
そして、旨い!
塩スープきりたんぽ鍋、美味しいじゃないですか(^^)
まぁ、美味しいのは想像できておりましたが笑
高級食材の比内地鶏のガラ、モミジ、鶏油を使い、
そこに更に肉も入れてしまう。
このきりたんぽ鍋は、なんと贅沢な鍋なんでしょうか。
・友人D氏のコメント
「んー!!んめぇコレ!しったげうめ!」
(秋田便通訳:んー!美味しいコレ!すげぇ美味しい!)
・友人M氏のコメント
「塩いな。合うやな。塩うめーや」
(秋田便通訳:塩いいね。合うね。塩美味しいよ)
大好評の塩味のきりたんぽ鍋でした。
やっぱり、美味しいって言ってもらえるのは嬉しいもんです。
PS
鍋の〆用に買った麺は、ウドンではなく、あえて蕎麦を。
塩スープの蕎麦も実験です。
薬味も七味ではなく、ブラックペッパーで。
「おぉ!塩蕎麦んめな!コショウが、いな!」
(秋田便通訳:おぉ!塩蕎麦美味しいな!コショウがいいね)笑
やっぱりこの塩味って万能だな~と実感しました。
鍋、うどん、蕎麦、ラーメン、なんでもいけますね!