メーターオーバーと格闘!~2012秋田釣り日記
比内地鶏ときりたんぽ鍋通販ショップ秋田味商の店長工藤です!
やりました!
メーターオーバー、約10kgの真鱈(メス)です!
な~んて。。。これ釣ったら楽しいだろうな~。。。
ということで釣ったというのはウソでございます
それにしてもデカイ1mを越すタラ。
実は、『今日、男鹿で獲れたタラあるけど、欲しい!?』
と知り合いの方から電話をいただき、もちろんいただいちゃいました
そして、その時にある選択があったのです。
『解体したのがいい?』
それとも
『一匹まるごとがいい?』
まぁ、普通の人なら『解体したもの』を選ぶのでしょうが、そこは店長工藤。
これは一度自分で解体してみたい!!!と思い、まるごと一匹もらってみました。
しかし、デカイ。
笑っちゃうくらいデカイ、そして重い。
過去に自分で釣ったのは最大でもシーバスの90cmだし、
それを遥かに超すサイズだもんなぁ~
我が家の台所の流し台に、何とかギリギリ収まるサイズ笑
どうやら、工藤家では1m位の魚が持ち帰れる限度のようです笑。
真鱈を捌くのはもちろん初めてだったので、
少しネットで捌き方を下調べして、いざ実践でございます!
腹を割いてるところの写真は、ちょっとグロいのでカットします。
何が大変って、でかすぎて大変です笑
それでもなんとか、頭を落とし、肝や卵、内臓なんかを取っていきます。
大変なんですが・・・・・・・・・・・・・・結構楽しい
そして狭い台所で格闘すること30分。
何とか3枚おろしにしました
頭がデカイ!!頭だけで2kgはあるのでは!?
頭もカチ割って、鍋に使いたかったのですが、
出刃包丁がないため、もったいないですが頭の解体は断念。。。
家庭用ステンレス包丁では固い骨に全く歯が立ちませんので
真鱈は本来『捨てるところのない魚』と言われるくらいで、
本当は、頭も食べるんです。
上の白いのが肝。
アンキモにも負けないほど美味しいといわれる鱈肝です!
下の左は卵。
普段我々が食べるタラコは、スケトウダラの卵なので、
鱈の子といっても、一般的なタラコとは違うんですよね~(^^)
ちなみにオスだと白子、秋田でいうダダミですね!
よく見ると面構えが、ナマズっぽいすね。
そして、ちょっと楽しみだったのが胃。
『たらふく食べる』などの語源にもなっている大食いの鱈。
鱈の胃を見るとよく、まるごと大きな魚が入っていたとか、
イカが3バイ入っていた、とか聞きます。
さて、この鱈は何が入ってるのかな~!?と胃の中を見ると
ん?何にもないな?
これはブリコか????
(上が胃、下が内容物)
ということは、最近食べたエサはハタハタのメスだったということでしょうか!?
そして、この胃は捨てずに綺麗に洗います。
タラの胃は、私も大好きな酒のツマミ『チャンジャ』の原料です。
コリコリした食感が旨いんですよね~!
当然チャンジャなんか今まで作ったことないですが、
とりあえずネットで調べた通りに処理し、
小さく切って塩漬けすることに。
10日間くらい熟成させてからキムチの素に漬けるようです。
これは後からのお楽しみだな
さて。
1時間ほどかけて下処理がようやく終わりました。
真鱈を捌くのは初でしたが、何とか形になりましたね(^^)
でもやっぱり、魚用に出刃包丁欲しいな~、と思う一日でした。
ここから更に料理に入るわけですが、これはまた後ほど。
続く。。。
PS
残念ながら秋田産の真鱈は売ってませんが、
美味しい秋田の比内地鶏商品が自慢のお店です!