自家製ベーコン作り2~桃豚でベーコン
比内地鶏ときりたんぽ鍋通販ショップ秋田味商の店長工藤です。
自家製ベーコン作り第二段!
出来上がりましたよ~
塩漬けした豚モモ肉を6日間の熟成の後に塩抜き。
水に入れて長時間水抜きするので表面は白く
濁ったような色合いになります。そこは気にせずOK!
逆にこの辺りで一番気になるのが、しっかり熟成されたかどうか。
熟成は塩分によってタンパク質をアミノ酸に変える作業。
熟成がしっかり進むと旨みになるんだけど、
上手くいかないと単純な話、腐敗です。。。
なので、「腐ってないよなぁ・・・」という心配があるわけです。
でもその辺は仕事柄、肉を扱っているワタクシ。
匂いと肉質をみればそれはすぐ判ります。
・・・・どうやら上手く熟成したようですホっ
さて、話しを本題に戻します。
今回は4時間くらい水に漬け、途中で薄く切って加熱して試食し、
塩加減がちょっと薄く感じる程度で塩抜き終了
次にしっかりペーパーなどで水分を拭いてから、
一晩冷蔵庫で乾燥させました。
外に干してもいいけど埃が気になりまして・・・
で、表面がいい感じに乾いたので燻製スタート!
前回はクルミ。今回はリンゴのウッドです。
どんな違いが出るんだろう
あ・・・・・・・・・・チーズ買っておくの忘れた(T_T)
まぁしょうがない。肉だけで。。。
そして待つこと3時間
桃豚を使った自家製ベーコン完成!
ではなく、まだちょっと作業あります笑
今回は一回目に使ったバラ肉ではなく、
脂身の少ないモモ肉を使っています。
肩肉だとショルダーベーコンだし、
モモ肉は・・・・・・・何ベーコンって言うんだ?笑
さて、一本切ってみます。
美しい
温燻ではないので中までは火が通っていません。
でも恐々な気持ち半分と食べてみたい気持ち半分で
薄く切って半生状態で食べてみます。
(お腹壊しても自己責任。笑)
・・・・・・・・・・・・・・
んめ~!(〃∇〃)
(お腹は壊しませんでしたが豚肉の生食はマネしないように)
でもちょっとしょっぱいか?笑
もう少し塩抜き必要だったかぁ。。。
今回は、色々なサイトを覗いて調べた結果、
ここからボイルして肉の中まで加熱することにしました。
沸騰させず70~80度くらいで60分ゆっくり温めます。
煮るのではなくあくまでも、じわ~と熱を通す感じ。
そして出来上がったのがコチラ
おお~!バラ肉じゃないからベーコンっぽく見えないけどコレは旨そうだ!笑
でも食べてみるとコレはベーコンだ
仕上げにボイルするのが個人的に良い感じになりました。
さっそく色々食べてみました。
ベーコンといえばやっぱりコレ!ベーコンエッグ!
ベーコンから出た香ばしい油で焼く目玉焼きがまた絶品!
そしてカリっと焼いたベーコンを使って
ベーコンレタスサンド!
んめ~スモークの香りとベーコンの食感が旨いな~
自家製ベーコンは1週間ちょっと掛かりますが、
時間をかけた分の価値ある味になってくれますね。
自家製スモーク作り、楽しいですよ
PS
クルミとリンゴのウッドの香りの違いが判りませんでした・・・
そして、今回は塩抜きがちょっと足りなかったです・・・
そして、燻製作りの時はどうでもいい服を着てやらないと、
ちょっと煙を浴びてもスモーキーな香りが服についてしまいます・・・
でも・・・・・・・・・・・・旨い!!!!
秋田の人気銘柄豚「桃豚」のベーコンは売ってませんが、
TBSランク王国のご当地レトルトカレーでTOP10入した桃豚カレーありますよ~