川反の伝説メニュー「きん太巻き」を考える
比内地鶏ときりたんぽ鍋の店 秋田味商の店長工藤です!
今から15年くらい前?
いや、20年くらい前なるかな??
秋田市の繁華街、川反に「きん太」という居酒屋がありました
(30代後半~くらいの人は判るかな~)
いつも賑わっている店で、来店する人ほとんどが注文する看板メニューに
「きん太巻き」というメニューがありました
もちろん写真も残ってないんですが、簡単にいうと肉巻きご飯。かな?
わかりやすいイメージでいくと、納豆の細巻きの海苔の部分が豚肉になって焼いたもの。
それを2cm幅くらいに切って串に3切れづつ刺して出てくる。
もうね、これが大好きで大好きで、よく行っては食べたもんです
たしか3種類あって中身が納豆、明太子、梅だったかな。
なんで今頃その話?ってことですが、
時々思い出しては食べたくて食べたくてしょーがなくなるんです
「あー!!きん太巻きくいてー!!!」みたいな笑
で、どうするかというと自分で作る。
巻き寿司を作る「巻きす」に豚肉敷いてご飯敷いて、
具を入れて丸める。
形はそれっぽいが、形が崩れる・・・上手く出来ない・・・
そんなことを2,3度やってみたでしょうか。
そして先日。
仕事中、ウチのきりたんぽを見てたら、
まさに神が降りてきたような感覚で閃く・・・
「きりたんぽ・・・肉巻きにして揚げたら旨そうだな~・・・」
とか、色々な食べ方を想像していたら・・・
あれ?きん太巻きってもしかして、きりたんぽ使って作ってたんじゃないか!?
そう思ったら最後。
会社の帰りにスーパーにより
明太子と納豆を購入してすぐに作る
きりたんぽをレンジで軽く温め、中の穴に沿って
片側だけに切り込みを入れる。
↓
中の穴に納豆(ひきわり)を詰める
↓
肉は塩こしょうで味付け、剥がれないように片栗粉もまぶして
きりたんぽにギュっと巻き付けてフライパンで焼く!
お~いいね~!!
身も崩れないし、これはイイんじゃない!?
コロコロコロコロ転がして全面をしっかり焼きながら、
中のきりたんぽもふっくらするまで火を通し
6等分くらいに切って完成!
いいんじゃないのーコレ!(*^▽^*)
(串には刺しませんでしたが)
うん。やっぱり、きりたんぽ使って作っていたのかも!?
勝手に想像すると、店主さんがきりたんぽを使った
秋田らしい新メニューを考えていて出来たメニューなのかな?
なんて思ってしまいました。(違ったらすいません・・・)
実際食べましたが、なかなか近い感じの味わいでイイですよコレ
まだ、明太子と練り梅は試してないのと、
もうちょっとだけ改良が必要かな?と思う点があったので、
そこを改善すれば「きん太巻き」ならぬ「工藤巻き(笑)」の完成となりそうです