日本一の手羽先
比内地鶏専門店 秋田味商の店長工藤です
今日はこんな食材で試作をしていました
ワタシが思うに、日本一の手羽先です
比内地鶏の特徴である「皮と脂身の美味しさ」と「肉の弾力」が、もっとも凝縮されている部位だと思います
60日程度で運動もせずに急激に成長させられるブロイラーは、内臓も骨格もしっかりと成長することなく肉になり出荷します
だから肉に歯ごたえもないし、モツに旨みもありません。皮もハリがなくブヨブヨです・・・
それに比べ比内地鶏は、地鶏の中でも非常に長い150日以上の飼育期間を経てジックリ育ちます
地面を歩いたり走り回ったり、十分な運動をしながら育つ比内地鶏は内臓も骨格も筋肉もしっかりと成長します
なので、モツには旨みが凝縮され、肉や皮には歯ごたえが生まれ、さらには骨や関節の固いこと固いこと・・・
鶏を解体する処理場の職人さん泣かせの鶏かもしれませんね笑
話を戻します
そんな比内地鶏手羽先
そのままの形で焼いて食べると関節が固いのと、皮の弾力がありすぎて塩を振るだけでは味が肉の中ま染み込みにくい・・・
なので下処理をしてあげることで更に美味しくいただけます
二本ある骨に沿って切り込みを入れて開きます
関節は逆側にバキっと折っておきます
さらには皮にフォークでブスブスと穴をあけ味が染みやすくします
で、特製のツユに漬けます♪
こうしてから焼くと、味も中まで染み込みつつ、比内地鶏の弾力溢れる手羽先を美味しくいただけるというわけ
塩コショウももちろん旨いですがツユに漬けるのもオススメです
焼きたての比内地鶏手羽先の美味しさったら・・・初めて食べた人はまず驚きますね
誇張抜きで、まさに日本一の手羽先だと思います!
こういうのをお店のメニューに入れたら、かなり反響あると思うんですよね~
希少な比内地鶏手羽先あります!