日本の食品メーカーのOEM(委託製造)を行っているという、
食品工場を見学させていただきました。
やはり同じ食品製造業として、すごく興味深々です。
白衣&帽子&長靴を着用して工場内へ
こちらの工場では日本向けの煮豆や漬物を作っているそうで、
この日は煮豆を製造しておりました。
原料室から煮る工程、味付けなどを見せていただき、
包装室へと進みます。
目視による大きさ、壊れ、色の違う物など、
かなり細かくチェックしていました。
規格外のものは除かれていきます。
次は煮豆を手作業でトレイに入れ計量作業です。
手際良く移されていきます。
(大勢で見学させていただいたので、
ちょっと皆さん作業しにくそうでした。すみません。。。)
煮豆食べたい・・・・・笑
包装された製品は真空パックされ、
レトルト殺菌室へ行き、加熱加圧殺菌、いわゆるレトルト食品となる
工程へと進みます。
スタッフの方がすごく丁寧に親切に教えてくれました。
日本企業の提携先で多くの日本人が視察に来るせいか、
日本語を話せるスタッフの方が数名いらっしゃいました。
もちろん社長はすごく日本語が上手ですよ!
そしてその後、製品は検品され箱詰め後、日本へ出荷となるわけです。
見学した他の皆さんは異業種なので、
主に作るラインばかりみていましたが、
私は同業者なので、工場の管理部分ばかりに目がいってしまいました。
工場の至るところには、日本の工場と同じように
色々なチェックリストが置かれ、
日本でもお馴染みの「5S」(整理、整頓、清潔、清掃、躾け)が
掲げられていました。
あちこちにきちんとチェックリストが置かれています。
見学中、帽子のかぶり方が悪かった従業員が
案内役のスタッフの方に注意されていたのが印象的でした。
工場内はしっかりと規律が守られています。
中国の加工食品といえば一時期悪いイメージを持たれ、
ギョーザ事件など悪い報道ばかりが目立った時期もありましたが、
当然それは一部だけの問題だったと思います。
現にこうして、立派な製造マニュアル、衛生マニュアルを持ち、
日本の工場と同じように衛生的に製造されている工場は、
もちろん中国にも沢山あるわけです。
「中国=心配」というイメージは偏見です。
実際に見て来てすごくそう思いました。
中国だから悪い、ではなく、
日本だって偽装や環境の悪い工場は多くあったはずです。
「日本=安心」という考え方もあっている訳ではないと思います。
こちらの工場の素晴らしさは、迎えていただいたスタッフの方々の
素敵な笑顔だけでも十分に伝わってきましたね。
工場見学させていただき、ありがとうございました!
すごく勉強になりました!
今度、日本のスーパーで製品を見かけた時は、是非購入させていただきますね!(^^)
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