比内地鶏のモツが希少ない訳
比内地鶏モツが希少なため数量限定なのですが、
なぜそんなに希少なのか、ご説明したいと思います。
理由その1。
まずは取れる量です。
牛や豚と違い、体の小さい鶏。
当然1羽から取れるモツの量は限られてきます。
せいぜい150g程度でしょうか。
理由その2。
次に生産量。
一般的に売っている鶏モツはブロイラー。
ブロイラーは大量に飼育されているので、
モツも豊富に出回っています。
比内地鶏は手間のかかる放し飼いや平飼い。
そして飼育日数もブロイラーの3倍近い170日前後。
秋田県内で現在年間60万羽くらいの生産量でしょうか。
60万羽というと「結構多いじゃない!?」
と思われるかもしれませんが、非常に少ないです。
例えば月割りすると5万羽
5万羽×モツ150g=7500kg
7500kgという数字だけ見ると結構な量ですが、
秋田県全体でその量です。
秋田県全体というと日本中で1カ月にそれしか取れないのです。
それを砂肝、レバー、ハツ、キンカン、ランカンなどの
分けていくと更に少なくなり、更にそれを数百店舗の飲食店、
当然ながら希少な食材となってしまいます。
まず、わかりやすく言えば流通する量が圧倒的に少ないというわけですね。
なので、WEBなどで検索しても、
比内地鶏モツなど販売している所はほとんどありません。
現在行き渡っている店などで使い切ってしまっているのです。
そんな希少な食材も当店では契約農場を持つことで、
皆様へご提供させていただいております。
レバーと肉を特製ダレに漬け込んで焼いた、
同じく、砂肝を入れた比内地鶏焙り焼き砂肝ミックス
そして、ご紹介した比内地鶏モツカレー
比内地鶏専門店だからこそできる、
希少な原料を使ったこんな商品があります
ちなみにモツカレーに入る丸いキンカン
卵になる前の卵黄ですが、カレーに1つづつ入れるのですが、
これまた数が少ないので、結構苦労して作っている商品なんですよ
今月ようやく製造出来る分の原料が確保できたので、
またお店でも販売していただけそうです。