渓流釣りに行って秋田土産を考える~其の3
ちょっと間隔が開いてしまいましたこの話。
渓流釣りを始めたことで出会った秋田の綺麗な河川。
美しい渓流では、ヤマメ、イワナ、アユなどの魚が生きています。
そして、この秋田の渓流と魚達に見せられた人達は地元人だけでなく、
隣県や遠くは関東からも秋田を訪れております。
渓流釣りから、そんなことを経験し考えていたこと。
「秋田らしい釣りのお土産、商品って作れないのかな?」ということでした。
比内地鶏に関る仕事ということもあり、
私が興味を持ったのが比内地鶏フライ
何度も言いますが食べるチキンフライのフライじゃありませんよ笑。
渓流釣りで使う毛針のフライです。
昆虫に似せた疑似餌となる毛針にイワナ、ヤマメがパクっとくるわけです。
この毛針の材料となるのが水鳥などの鳥の羽。
ということで、比内地鶏の羽を使ったフライがあったら面白い!
そんなことを考えたのです。
しかも使うのはオスの羽。
比内地鶏のオスは飼育の面や味の面で評価が低く、
ヒヨコの段階で選別され大概が廃棄されてしまうのです。
もったいない。
もしかしてフライは、比内地鶏オスの救世主になるかもしれない!?
そんなことも考えてみたり・・・・・・・
そこで、知り合いのフライフィッシャー(フライで釣りをする人)にお願いし、
比内地鶏の羽を送り、フライを作ってもらうこととなりました。
そして先日、途中経過のメールが届きました。
比内地鶏の羽を使ったフライ第1号です!
名づけて HINAIパラシュート。
素晴らしい!!!
ピンク色の鮮やかさが際立つ作品です!
フライは1種類ではなく用途によって様々な形、色、大きさがあります。
・水面に降りてくる羽虫をイメージしたもの
・水面から飛び上がる羽虫をイメージしたもの
・弱って水面に沈む羽虫をイメージしたもの
etc
「パラシュート」は、きっと水面に降りる羽虫をイメージしたフライでしょう(^^)
いや~!いいですね!楽しいです!笑
そして本日、2通目のメールをいただきました。
羽の色、大きさの関係もあり全てを比内地鶏の羽で
作れないですが、2種類の比内地鶏の羽を使用!
そして完成したの2作品目がコチラ!
名づけて HINAIカディス
モデルとなっているのは、カゲロウだそうです(^^)
すごいな~!
フライ作りが芸術に思えてきました!
そしてメールには、もう1~2種類作ってからまとめて送りますね!とのこと。
手間のかかる作業、本当にすみません。
ありがとうございます!
そして、送られてくるのが待ち遠しいですね!!!
比内地鶏の羽で作ったフライ、HINAIスペシャルのシリーズ、
何種類出来るかな~♪
来年は、これで釣ってくれる人を募集しなきゃいけないですね笑
PS
当店は釣具屋ではないため、比内地鶏フライは販売しておりません笑