ますます希少になる比内地鶏の鶏モツと鶏ガラ
先月の地元秋田さきがけ新聞にも載っていましたが、
比内地鶏の出荷羽数が大幅に減少しているとのこと。
去年、今年と同業者の方や関係者の方から聞いてはおりましたが、やはり現実として減っています。
一昨年の08年は10年前から比べると約3倍となる78万羽が出荷されていました。
それが昨年09年は約58万羽。
約25%の落ち込みです。
景気低迷の影響と言われておりますが、そうも言ってられない状況ではないでしょうか。
さて、比内地鶏と言えば肉が美味しいのですが、
肉以上に人気があるのが「鶏ガラ」や「鶏モツ」。
鶏モツは主に焼き鳥屋さんなどの飲食店に。
鶏ガラは、地元秋田でスープ加工用の原料としての需要があります。
鶏は牛や豚と違って個体も小さく、
当然ながらモツもガラも1羽から取れる量は少ないのです。
「比内地鶏レバー、ハツ」
「比内地鶏卵管、キンカン」
「比内地鶏ガラ」
一昨年のピーク時の78万羽でも決して多い羽数ではなく、
この時でさえ比内地鶏の鶏モツや鶏ガラは不足しておりました。
そこに昨年は25%の出荷減。
当然生産数も減った分、鶏ガラも鶏モツも無くなります。
そんなこともあり、今年は当店にもすごく問い合わせが来ている状況です。
当店では最近まで販売しておりましたが、現在は残念ながら業務用は販売ストップしております。
当店で作る製品で使い切ってしまいます。
もともと希少だった比内地鶏のモツやガラ。
今後の比内地鶏全体の出荷羽数が増えないことには、
ますます希少品になっていくと思われます。
そんなレバー、ハツ、砂肝などの希少な商品も、
皆様にご提供できるよう当店は頑張って参ります!
ということで、当店でも人気が高いこれらの商品。
たまに品切れしてますが、数量限定!秋田限定で売ってます!