テーマ:目指せ100レシピ!

お客様に言われたことがありました

「お宅の比内地鶏肉、皮と脂身多いわね!」

普段私達が買う鶏肉はブロイラーが多いと思います。

ブロイラーの飼育は、薄暗い鶏舎で狭いカゴに入れられ、

運動せずに大量のエサを与えられ、約60日位の短期間で

育てられると聞きます。

これが悪いわけではなく、私も含めた消費者から見ると

安い鶏肉が買えるメリットがありますよね!

しかし、この鶏肉に馴れたせいか、

「鶏皮がブニョブニョして気持ち悪いから嫌い」

「脂身も美味しくないし、嫌い」

という、皮も脂身もなんだか余計な物のように

考えられる傾向が強くなった気がします。

そんな理由かは、分かりませんが、

スーパーなどの鶏肉は、皮や脂身を極力取り除いた

物が多い感じがします。

私も、あのグニョグニョした鶏皮が嫌いでした。

子供の頃は美味しくなくて、食べませんでした。

しかし、比内地鶏を始めて食べた時にものすごい驚きを覚えました!

「この鶏皮の歯ごたえ!この美味しさは何だ!?」

もう、厚みからして全く違います。

地面に放して運動した鶏は、こんなに皮が美味しいものか!?

店長のブログ-比内地鶏の皮

(比内地鶏の鶏皮をフライパンで炒めるだけの簡単「パリパリ鶏皮焼き」。

焼いているウチに出てくる脂をペーパーで取りながら、カリっと焼いて

塩コショウするだけの簡単レシピです!)

店長のブログ-比内地鶏の皮焼き

話を戻しますね。

こんな皮を食べてから鳥皮に対する考え方が変わりました。

そして、色々なプロの料理人達のコメントを見かけるようになり

それは確信に変わりました

「比内地鶏は肉も美味しいけど、皮と脂身の美味しさが絶品!」

やはり食材を扱うプロもそう感じたわけですね!

そんなこともあって、私は

「この美味しい皮も脂身も食べていただきたい!」

「こういう美味しさを伝えていかなければいけない!」

そう思っております。

なので、ウチではモモ肉やムネ肉からわざわざ

鶏皮や脂身を取り除くことはしていません。

この美味しい部分こそ一緒に召し上がっていただきたいのです。

そして

「お宅の比内地鶏肉、皮と脂身多いわね!」

と言われることのないよう、きちんと説明することの

大切さも学びました。反省です。

「皮と脂身多いわね!」

ではなく

「皮と脂身がすごく美味しかった!」

といってもらえるよう、比内地鶏のことを

きちんと発信していきたいと思います!

そういえば、子供の頃鶏皮が嫌いだった自分のように

我が家の子供達もブロイラーの鶏皮は食べれません。

美味しくないし、グニュグニュして気持ちわるいみたいです。

しかし、たまに私が比内地鶏の鶏皮を持って帰り、

フライパンで焼いて塩コショウして食べてると、

横から1つ取っては食べ、1つ取っては食べ。笑

「酒のツマミなくなるから、あんまり食うなー!笑」

と言うくらいに、子供が食べています。

美味しいものは、子供でも当然わかるのです!

比内地鶏を大好きな店長がやっているお店です


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