2012年3月7日
普通である幸せ
テーマ:日常のお話
比内地鶏ときりたんぽ鍋通販ショップ秋田味商の店長工藤です
もうすぐあの大震災から1年ということで、
メディアでも再び取り上げられることが多くなってきた震災の話題
今日フっと、去年の3月、4月、5月あたりの会社の売上げを見てました。
前年に比べ大幅に下がっていた売上げ。
見ているうちに色々なことが蘇ってきました
停電し電話も通じない。
ガソリンスタンドもスーパー、コンビニも締まり、
信号機も消えているので道路は大渋滞。。。
秋田県は津波の被害がなかったので、
1日経つごとに停電や断水も復旧していったものの、
ガソリン不足でしばらくは仕事どころではなかったですね
物を作りたくても原料が入ってこない、
物を入れる袋が出来てこない。
これは秋田だけでなく東日本は全てこんな状況だったと思います。
こちらも仕事にならないし、取引先も仕事にならない。
経済が回っていないということで当然売上げはなくなる・・・・・
春夏に予定していたことや計画していたことがガラリと変わってしまっていました
今、改めて考えると、こうして電気が通っている、
水が出る、お店が開いている、食べたいものが食べられる、
買いたい物が帰る、そして仕事も出来て普通の生活が出来ている。
普通に過ごせることの有り難味、
そして普通であることの幸せを感じます
でも1年経つ今でも復興は進まず、
いまだに苦労されている方々が沢山います。
同じ日本、同じ東北なのに悲しい現実です。