買い物は物を買ってるのではない
比内地鶏ときりたんぽ鍋の店 秋田味商の店長工藤です
高校生になる娘の通学用自転車を買いました
娘の自転車選びはそっちのけで違う自転車を物色する父
いいな~ 俺も自転車欲しいな~笑
すでに頭の中ではMTBに乗る自分の姿が浮かびます・・・
----以下、妄想の世界-----
夜明けも近い薄暗い早朝。真夏でもこの時間はヒンヤリとするくらいだ。
背中のリュックにはバーナーとクッカー。昼ごはん用のカップラーメンにインスタントコーヒーも入っている。
もちろん釣り竿にルアー、偏光サングラスなど渓流釣りの道具も。
買ったばかりの真新しいMTBにまたがり軽快に家を出る。
舗装されたアスファルトを進んでいくと住宅地の景色は徐々に緑が増え始め、道路の勾配もきつくなっていく
走り始めて1時間。汗が滲み疲れも出始めるが、山に近づくにつれワクワク感が増していく
山あいの小さな集落を過ぎ、舗装されたアスファルトから林道に入るとそこからは人間が生活するエリアとは全く別の「自然」の中に入り込む。
陽も昇りはじめ木々の間から差し込む朝日が朝靄を照らし幻想的な世界が広がる
水たまりを避け、でこぼこした林道を走り、目的の釣り場へ
猛暑の中ひんやりとした渓に降り、イワナやヤマメと遊び、一息ついた所で岩場に腰をおろしお湯を沸かしコーヒーを飲む
・・・・
なんと楽しそうなんだろう!!!
これは自転車が欲しい!!!笑
しかし心配症な自分はフっとその先も考える
山で自転車パンクしたらどうしよう・・・
自転車のカギ、山で落としたらどうやって帰るかな・・・
そもそも、あの激しい山道を自転車で20km以上走ってから渓流釣りを半日もする元気は残っているのだろうか・・・
妻にこの素晴らしい妄想内容を伝え、自転車が欲しいこと、そして、この心配な点も伝え相談した
「うん、やめた方いいね。無理でしょ。」という的を得た素晴らしい模範解答をいただき納得
自転車が欲しいというより、それを使った楽しそうな体験が欲しかったということです
「買い物は物を買うことが目的ではない、お客様はその先の体験が欲しいのである」
マーケティングでよく聞く内容の言葉は、まさにその通りだと実感しました笑
こうした経験をして人は物を覚えていくのだと思います笑
PS
自転車を見てるといたるところに
シマノの部品が目に付きます^^
釣り好きならシマノといえば釣り具のイメージですが、やはりギア関連の部品は世界のシマノですね^^
「NEXUS」なんて書いてると、めっちゃ回転フィーリングが良さそうに見えます!
釣り好き店長がいる比内地鶏通販の専門店 秋田味商