秋ヤマメを探しに~2015秋田渓流釣り
比内地鶏専門店 秋田味商の工藤です
9月20日
秋田の渓流釣りファンには寂しい日である。
産卵期を迎える魚の資源保護の観点から9月20日をもって約半年間の禁漁期間になってしまうのだ。
ということで最終日。。。
何とか午後から2時間ちょっとだけ釣りが出来そうな時間が出来たので、あれこれ考えずに川へ
あまり奥へ行く時間もない。
それでもいける範囲で期待が持てる場所へ向かい、素早く準備をしていざ出発!!
カマキリに見送られていざ今シーズン最後の渓へ!
天気もよく日差しも強い。
秋というよりは残暑の厳しい夏終盤のような雰囲気
水量も適度にあるし、ちょっと水はクリアすぎるかな、という感じ
シーズン終わりということで狙うは婚姻色の濃く出た大きな秋ヤマメ。
が、気持ちとは裏腹にサッパリ魚は現れない・・・
ここは釣り人も少ないし、もう少し魚がいてもいいはずなんだけど。。。もしや。。。
あ。。。
やっぱり^^;
つい先ほど入ったような先行者の足跡。
午前中だろうな。
ですよねー。みんな釣り納めしたいよね。
これは魚出てこないはずだわ。
納得しつつも取りこぼしてそうなタイトなポイントを狙いつつ、夕マズメに活性が上がって出てくる魚に期待して上る
とはいえミズが目に入った途端、収穫せずにはいられない食いしん坊
しばしミズ採り
んー、コブも大きくていいミズだ・・・
と言ってる時間はないのです笑
再び渓に戻り再開しますが、やはり魚は出てこない
少し気持ちが途切れかけた時でした
こちらの存在に気付いて、岩場からぬらりとうねるように出てきた魚体
「あ・・・イワナだ!・・・でかい・・・」
後悔先に立たず。
気持ちが途切れたせいかガツガツと川を歩いてしまい魚が逃げてしまうミス・・・
しかしこんな浅い所から40cmクラスのイワナが出るとは、やはりこのポイントはポテンシャルが高い
だんだん陽が沈みはじめ、残り30分くらいとなり改めて気を引き締め再開
頭の中からさっきの大物の姿が離れませんが笑
そして最後の大きなポイント。
ここまでゼロ。。。
慎重にポイントに近づき今年一番使ったミノーにチェンジ。
一投目が狙い通りの場所に落ちた
細かいトゥィッチを入れ食う間も入れてやる
あ。根掛かり。
と思うようなルアーの止まり方の後にグイっと生命反応
キタ!!!デカイ!
そして明らかに重い。
ドラグもジリジリと出される
最後の最後にこれは。。。
おぉー!!!
秋ヤマメ!!
泣きそうです笑
32cm
この色、面構え。まさに理想の秋ヤマメ
ゴツイ顔がまさに「僕、トラウトです」と言ってる気がします
しかし、最後の最後に本当にこんなのが出るとは感無量、一人、川で叫ぶ状態でした
幸い、魚体を痛めることもなく川へ元気に戻すことも出来ました
「いっぱい子孫残してまた俺と遊んでよ!」ということです^^
今シーズンもケガなく遊んでくれた川と山に感謝し、2015年シーズンは気持ちよく竿納となりました
いやぁイイ魚だった^^
ミズは肉と油炒めで♪
最高です!
さて、川が終わればアオリイカとタコが始まります^^