大晦日に食べる自家製ハタハタ寿司
比内地鶏ときりたんぽ鍋通販なら秋田味商の工藤です
自家製ハタハタ寿司作りの続き・・・
自分で釣ったハタハタで作る初めてのハタハタ寿司作り
切って洗って水に二日間つけて血抜き
長い人は4日も5日も血抜きするとか。これをちゃんとしないと生臭いみたい。
二日でいいのか・・・
水を切り塩をまぶす
重しを載せ、余分な水分を抜きます。
塩が少なめだった気がする・・・。ここはガッチリ塩をまぶしても良かった気が・・・
二晩くらいしたら水洗いし、今度は酢のお風呂へドボン!
この辺の作業は人によって順番もやり方もいろいろ違うようですが、これはワタシが見たレシピに沿って。
浸るくらいの酢に2晩漬けました。骨まで柔らかくなります。
ちなみに酢はお値段の良い酢を使いました。
ハタハタ寿司って酢が大事かと思いまして
身も白くなって、なんだか美味しそう!!
酢をきってる間に・・・
固めに炊いたご飯を人肌に冷まし、麹、砂糖、塩を混ぜる。
ここの砂糖の量で甘さの好みが分かれるようです。
私は甘みがしっかりあるほうが好み。この砂糖の分量でどうなるかは、食べてみないとわかりません。。。
ちなみに妻に麹の買物を頼んだら三五八漬けの食塩の混ざった麹を買ってきました。
これで良いものなのか・・・しばし悩みましたがやっぱり違う!!!と思い純粋な米麹を買いに笑
あやうく三五八ハタハタ寿司にするところでした笑
あとは人参、生姜を千切り、水で戻したふのりも混ぜて
うん。それっぽいぞ!笑
今回はハタハタ1kg程度なので大きめのタッパで充分。5kg10kgとなれば樽なのかな?
笹の葉を準備しておらず急遽、歩いて近所に取りに。
大きい笹が欲しいのだけど小さいのしかなく・・・仕方ない
要は抗菌作用とか見た目の問題?かと思われるのでこれで充分かと。
恐らく、今ほど冷蔵設備や衛生面が整ってない古き時代の知恵なんだと思われます。違うかな?
で、ハタハタ並べたら次に
さっきの混ぜたもの。
これを交互にペタペタ重ねる。
うんうん!まさにハタハタ寿司に見えてきた!!!
三段重ねて笹を載せて完了!
一番上はラップして密閉。
皿を載せ2リットルのペットボトル2本で重し代わりに
翌日
結構な水分があがってきてました。
顔を近づけると、酢です!酢!すっぱい。
これを捨てると酸味が抑えられた味になると聞いたので、迷わず捨てます
更に翌日も酢を捨て、衝動を抑えきれず皿を寄せる笑
お!なんかハタハタ寿司だ!!!笑
しかし、ここで知り合いから「あまりちょすな(あまりいじるな)」と言われ、この後はあまりちょさないことに笑
そして漬け込み10日目・・・
毎日朝晩、様子を見るほど気になるハタハタ寿司。
育ててる感がハンパありません。
ここでついに我慢できずに味見を笑
正直、熟成や発酵系の食品は自分で作るのは怖い部分もあり、恐る恐る食べました
どれどれ・・・
うん・・・
旨いじゃないか!ハタハタ寿司っぽい!!!笑
考えてみれば塩で水分抜いて、酢で〆て、砂糖と塩で味を調整する。
そんなにおかしくなることもないのか?
酸っぱさや甘さや具の好みはそれぞれとしても、そこそこの物は出来るよね!
と一人納得してみます
ただし10日そこらだと、まだ麹の粒感が残りすぎてるし発酵がまだ未熟かな?という感じです。
ちなみに翌日のお腹の調子も問題なく、腐らせてはいないし、おかしな菌もついてないみたい笑
これで安心して食べれます笑
そして食べようと予定していた大晦日が本日です。。。
人のレシピを見て初めて作ったハタハタ寿司のお味はいかに???
正月に寝込むことだけはないようにしないと笑
PS
ハタハタ寿司作り。
相当楽しいです。笑
今年最後のブログがこんなネタなのは私らしくていいです
では皆さま、良いお年を~