美味しいしょっつる鍋の作り方
比内地鶏メーカー秋田味商の工藤です
秋田名物の1つですが、良く聞くのは「しょっつるの味付け(味の濃さ)が難しい」との声。
なんとなく理由が分かります。
しょっつるだけで味付けしてしまうと、旨みがちょっと足りない気がして、継ぎ足してる内に塩っ辛くなったりします。
ということで、我が家の美味しいしょっつる鍋の作り方ご紹介。
まず・・・
私は出汁をとります。鰹系ですね。
「面倒くさい・・・」と言わず、ぜひやってみてください。
これだけで味が変わるというか、こうすると格段に美味しくなります。
美しい鰹出汁が出来ました。
で、ここにしょっつるを入れます
この日はちょっと変わったマグロの魚醤。
しょっつるといえばハタハタ原料が有名ですが、実はいろいろあります。
どれも美味しいです。
味付けのイメージは、鰹出汁をとらず、しょっつるだけで味付けする場合の量が10だとすると・・・
出汁の旨みもしっかりあるので、しょっつるの量が7~8くらいでよくなります。
しょっつるはあくまでも醤油。醤油だけで味が決まるわけではないですからね。
あとはお酒を入れて一煮立ちさせると、よりまろやかな旨みの、しょっつる鍋の出汁が完成です
具材は、ハタハタ・・・といいたいところですが
ウチではまったく違うものばかり笑
豚肉に鶏肉に鱈、白菜、ネギ、厚揚げ、豆腐・・・寄せ鍋というかちゃんこ鍋ですね、これ。
でも、我が家のしょっつるに肉は欠かせません。
魚はもちろんですが、しょっつるは鶏肉も豚肉も相性抜群です。
ぜひお試しください。
そういえば味商でも昔「比内地鶏しょっつる鍋」というのを販売してたの思い出しました。
久しぶりに食べたいなぁ