日本料理たかむらのスペシャリテ
比内地鶏メーカー秋田味商の工藤です
秋田を代表する飲食店という言葉では収まりきらないほどの人気の日本料理店たかむら
会員制ながらも全国はもとより海外からの美食家達も訪れる超人気店になっています
最近はますます予約が取りにくくなっています
たかむらさんには、仕事の打ち合わせなどで月に数回お邪魔していますが、
私がすごいなぁと思うのは、日本中から料理人の方達もお客さんとして食べに来ているということ
有名店の料理人の方達も多く、それを聞いただけでこちらのお店がどれほど注目され、レベルが高いかが分かります
一流のプロが食べにくるお店。
たかむらさんはやっぱりすごいですね!
食事に行くと毎回出てくる料理が美しく楽しく驚きの連続
出だしの八寸から相当手が込んでいます
コースに出てくる品、1つ1つが全てメインのようなクオリティ
色どりも素晴らしい
太刀魚のこの美しさ!
うずら卵をあなごで巻き、竜の目にみたてた竜眼あなご
これは何だったかなぁ
海苔巻きはシャコの海苔巻きだった記憶が。黄色いのはスッポンの卵
たまにキュと握ってくれる江戸前寿司も抜群
アワビに入る隠し包丁の数・・・すごい
江戸料理の継承者と言われるだけあって、たかむらさんは寿司も鰻もすっぽんも天ぷら等々、あらゆる料理が超一流
椀も蓋を開けるのが楽しみ
お造りも芸術的
たこが華開いてます
揚げ物
いつも意外性の連続で楽しいのが揚げ物
カニがびっしり入ったカニクリームコロッケにたっぷりのトリュフ
日本料理屋さんです笑
トリュフにクリームコロッケ。でも、食べると不思議と日本料理だなーと感じるバランスがすごいのです
こういう遊び心、たかむらささん大好きなんです
お客さんの「え!?」という反応を楽しんでます笑
アメーラトマトのフライ トリュフ塩
子持ち昆布もこのブ厚さ
他ではなかなか見ることのない極厚品
麺類も驚きの連続
ジェノベーゼ?と思わせつつ、この緑はなんとワラビを摺ったもの
秋田でいうワラビすり
どっからどう見てもパスタ
たらこのカルボナーラ?
と思わせつつも、鰹が効いた、たかむらのかえし(つゆ)や大葉を使って、食べると和食
かと思うと、ある日は有名中華料理店さんとコラボした冷やしタンタンメンになって出来てきたり
味の良さだけでなく、見た目の楽しさや驚きがあるのも、
最後まで楽しく食事が出来る秘密の1つですね
しかもこの麺、パスタやラーメンではなく、たかむら特製麺「たかむら麺」を使っています。
説明すると「パスタでもラーメンでも蕎麦でもうどんでもない、それでいて全ての麺を感じるような麺」という、
まさにどんな料理にも使える麺が「たかむら麺」なのです
こちらの「たかむら麺」、私もたかむらさんと一緒に開発させていただいた思入れの深い麺だったりします
さて、そんな素晴らしいメニューが揃う中、
高村氏が「ウチのスペシャリテ!」と言っている料理があるのを皆さん、ご存じでしょうか?
スペシャリテとは「店の看板メニュー」「店の特別メニュー」という意味あいで使われる言葉
たかむらさんは通常おまかせコースのみですが、
最近はこのスペシャリテも出して!とメニューのご指名をされるお客様が増えているそうです
日本料理たかむらのスペシャリテ
それがこちら・・・
比内地鶏の首皮包み焼
秋田を代表する食材の1つ、比内地鶏を使った秋田らしい1品
有名な食材として過去に数々の有名料理人の方が比内地鶏のメニュー開発をされてきましたが、
比内地鶏の歴史上、こんな発想で料理を作った料理人の方はおりません
モモ、ムネ肉はもちろん、モツまで。あらゆる部分を素材ごとにミンチし味付け
それを筒状になった首の皮に詰め込み焼き上げた1品
私が比内地鶏を納めさせていただいておりますし、
日本で3本指に入るくらい比内地鶏を食べてると自負する男ですが(笑)、
初めて食べた時の衝撃が忘れられません。
パリっと焼けた皮の中からそれぞれの部位から感じる旨み、肉汁、食感
まさに比内地鶏という素材を知り尽くした高村氏だからこそ思いつく料理です
しかも鶏1羽を余すところなく1品に使うというのが、そう簡単に出来ることではありません
高村氏の秋田愛、比内地鶏愛、食材への愛を感じずにいられません
日本料理たかむらのスペシャリテ
「比内地鶏の首皮包み焼き」
まさにここでしか味わえない、世界に通用するスペシャルな品だと思います!
日本料理たかむらへこれから行く機会がある方
ぜひご予約の際に「あの比内地鶏のスペシャリテ食べたいんですけど」と言ってみてください!