男鹿の冬のごちそう かに面作り
比内地鶏メーカー秋田味商の工藤です
毎年この季節、2か月間だけの楽しみ
男鹿産 活本ずわいがに
そして、私が楽しみにしているズワイガニは立派なサイズのオスではなく
卵を持った小さなメスです
セコガニ、せいこがに、香箱かになど、地方によって呼び方がありますが、ひじょうに人気の高いカニ。
私もカニの中では、このセコガニが一番好きです。
なかなか活で売っておらず、水産会社に直接買いにいくほど食べたいカニです
外子と呼ばれるプチプチの卵に、内子と呼ばれるお腹の中にあるネットりとしたオレンジ色の卵
さらに濃厚なカニ味噌とほぐした身をたっぷり入れて食べます。もう見るからに最高なのが分かります。
金沢の料理として知られる「かに面」は、甲羅の中にほぐした身や卵を詰め込んで作る、とても手のかかる1品
それでも毎年私は、この「かに面」作って食べるのを楽しみにしています
小さな脚から1つづつ身を取っていくのも根気がいる作業
外子は2本の竹串で丁寧にほぐします
この日は計7ハイを生きている状態から茹でて、完成するまで3時間!!!
かに面作り、かなり手間がかかりますが、やはりこの味を知ってしまうと頑張りたくなってしまいます
うまい!!
地元でこんな素晴らしい食材があるのは幸せなことですね。
資源保護の為に漁の期間が決まっている本ずわいがに。
冷凍と違って活は今の時期だけの味わいなので、見かけたらぜひ買ってみてください
本場の美味しいきりたんぽ鍋をお届けします。