料理を通して学ぶこと
比内地鶏メーカー秋田味商の工藤です
3年ぶりの竿燈まつりも4日間天気に恵まれ、大いに盛り上がりましたね
やはり祭があると街が活気づき、季節感も感じられます
久しぶりの竿燈、すごく楽しかったですね!
さて、竿燈期間中はお世話になっている飲食店さんでもイベントがあり料理スタッフとしてお手伝いしてきました
イベントでは普段お店で出していない料理や焼き鳥、お刺身、おつまみ等などを提供するため私も比内地鶏持参で一通りお手伝い
串焼きは鶏肉、豚肉も捌き、串打ち、焼き方も全て行うことで自身の勉強にもなっています。
何度か開催しているイベントですが毎回比内地鶏メニューも多く作らせてもらっていて、今回は3品
◎比内地鶏と大張野豚のチーズメンチカツ
◎比内地鶏出汁茶漬け
肉のそのものの美味しさ、挽肉にして肉を余すことなく使い切る工夫、出汁の美味しさ
比内地鶏の魅力を伝えるために毎回、提供方法を考えています
ここで比内地鶏を食べた人達から
『こんなに比内地鶏が美味しいと思わなかった!』
『焼鳥がめちゃくちゃうまい!』
と喜びの声を沢山いただけ、私自身も励みになっています。
『今度、きりたんぽ鍋頼むよ』
『工藤さんの会社の商品、この前お土産で買ったよ』
そんな声も毎回、沢山いただき本当に嬉しい限りです。
そして、イベントお手伝いして嬉しいことはもう1つ。
比内地鶏以外の秋田の食材を知る機会
この季節は何が旬なのか。こんな食材も採れるんだ。
魚介類はどんなレベルのものがあるのか。
毎回、地元食材の勉強になっています。
今回は会社のある天王の漁師さんが真鯛とイガイを持ってきてくれたので
真鯛は刺身と昆布〆の2種盛りにしてみたり
イガイは串焼きにして特製の焼鳥のタレで提供しました
(イガイがすばらしく美味しかった!!!)
季節的に秋田の夏野菜も豊富にあったので焼き浸しも
地元食材を知り調理することで商品開発のアイデアに繋がることは言うまでもありません
作るということは、まずは知ることからだと思っています
魚も野菜も調理して提供しているとお客さんに『工藤さんは、一体何屋さんなんだ?』と聞かれます笑
もちろん比内地鶏屋ですが比内地鶏だけで料理や商品が出来るわけでもないし、完結するわけではありません。
調味料、合わせる食材、組合せ。
食材を知ることで商品アイデアはどんどん広がっていくわけです。
今回も比内地鶏を食べてもらえる場をいただけたこと、
学びの場とお客さんとの接点を沢山いただけたイベントに感謝です
秋になれば、最高に美味しいきりたんぽ鍋も提供したいと思います!